2015年7月12日日曜日

Blind man togs(B.M.T) SANDCAST BRACELET "BELT"


まずは最初に、デザイナーからの言葉を引用させて頂きます。




B.M.Tの従来のラインナップを作り出す過程で生まれてくる
シルバー製カトラリーの端材を溶かし
改めてサンドキャストという原始的な鋳造方法により
新たにアクセサリーとして蘇らせた新ライン。


砂と土で粘土のように鋳型を作るこのサンドキャストの手法は
時代の流れに逆らうかの如く大変時間と手間を必要とする為に
現在この手法を使ってアクセサリーを作ることはほとんどありません。


1940年代以前に一部のネイティブアメリカンが
アクセサリー製作にサンドキャストを使用しておりましたが、
現在では当時に作られたそれらのアクセサリーを
ヴィンテージとして目にすることがあるくらい貴重な製造法です。



非効率なサンドキャストは時代と共に淘汰されていき、
代わってアクセサリー製作には進化した効率的製法が
使われるようになっていきました。


そんな絶滅状態に近いサンドキャスト手法なのですが、
その超アナログで非効率な手法だからこそ生まれてくる
その雰囲気は他と比べることが出来ない別格な魅力を持っています。



シルバーに映し出された鋳型の「砂」の表情が
最大の魅力と言っても過言ではありません。

アクセサリーに映し出された砂目の凸凹した表情は
それぞれが異なり全てが一点モノ。


貴重なアンティークピースを素材にし古くもあり新しさを兼ね揃えた
サンドキャストから生まれたプロダクトです。




~「BELT」(バングル)~
可動パーツを組み合わせて製作したベルトスタイルのバングル。
バックルパーツが可動し、ピンホールでサイズ調整ができるようになっております。

ヴィンテージのハイブランドアクセサリーのような上品な雰囲気を持ちながら、
バックルやサルカン・蝶番などの可動式パーツからは
インダストリアルな工業的雰囲気を感じることができ、
その2面性が最大の魅力になっております。














私が始めてこの商品を見た時、

デザイナーと始めてお会いした時の感動と同じような体感がありました。


私はアクセサリー類に特別造詣が深いわけでもなく、

自分の生活スタイルで絶対必要なものかと聞かれれば、

そうでもないです。


ただ、超人が作るものってそういった

知識とか、知見とか、流行りとか、伝統とか、

玄人だけが知っていることとかみたいな、

比較によって生み出される価値観を一瞬で無効化させる場合があります。



手にとった瞬間に


「なんじゃあああああああこれえええええええ!!!」


と伝わる感動と言いますか。



変な言い方ですが、作り手の思いや、そのブランドの歴史などは

ある意味知らなくても良いです。


それらは付加価値や信用と言われるものに繋がると思いますが、

商品そのものの価値を決定付けているかと問われれば、

私はもうちょっとフラットな感覚で商品を見ていたいなと思ってます。



目の前のこの物体は、素敵なモノなのかどうか。





自分が手に触れて、「あ、これ好き」って言う感覚や

「あ、こいつは私に引き取られるためだけにここに存在してるな」

みたいな、感覚的な部分が絶対に大事だと私は思ってます。




今回の B.M.T SANDCAST BRACELET "BELT" 

詳しい写真は明日以降に掲載致します。






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